2022年4月8日の夢日記

夢に閉じ込められた夢を久しぶりに見た。

未来的でシンプルな内装の大広間を中心に、いくつかの扉と、それに続く通路や階段。その先に小部屋がある場所に俺は居た。気がついたらそこに居た。

そこには俺の他にもう一人、整った顔立ちの女性が居た。彼女は格闘家らしく、プロレスラーのようにがっしりした体つきだった。

彼女も気がつくとこの空間に居たらしい。

我々はその場所に数ヶ月暮らし、それなりの日常が生まれていた。

ちなみに、彼女と変な関係になったことは一度もない。俺の方には恋愛感情のようなものは生まれなかったので。

夢から覚める日、俺は彼女と会話を交わし、彼女は日課のトレーニングのために地下の小部屋に降りて行った。

その空間の各小部屋の床や壁には、黒く大きな魔術印のような装飾が描かれていた。

俺も日課の探索に出かけた。大広間の扉を抜け、通路の階段を登り扉を開けると、小部屋の中には黒く大きな魔術印。

その小部屋の魔術印は他の場所と違い、その中心に物を投げると物は消えてしまうので、そこでの数ヶ月間、不要なものはそこに投げ捨てていた。

状況は異常だけど、その世界があまりにもリアルすぎて、その世界で探索を続けた数ヶ月、これが夢だとは気づけなかった。

そのときも『まさかな…』と思いながら、魔術印のようなものを見つめながら身体と意識を静止させていくと夢から覚めた。

なぜそうしようと思ったかというと、俺の若い頃の夢はリアルだけどまだ欠陥があり、全力で走っていて急に止まると、世界が流れ続けたり、視覚的に世界が流れた状態の静止画で固定されたりしたのを思い出し、自分が今停止すると、この世界が流れて行かないかなと思ったから。

まあその世界がリアルすぎて、『まさかな…』と思いながらだったけど。

しかし年を取る毎に夢の世界がリアルになって来てるな…

天水晶の心臓

過去に書いたものでも置いて行こうかと思います。

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