相対性理論の感想
10代の頃、初めてアインシュタインの書いた相対性理論の本を読んだときの感想。
地球に居る観測者からX光年離れた或る恒星の姿を地球上で観測した場合、その観測者が見るのはその恒星の現在の姿ではなく、その光が発された瞬間の静止した画像の連続体を見ているに過ぎない。
その連続体の各画像の時間は、元の座標で現在変化し続けている恒星と比べて時間が停止しているように見える。
先の恒星の連続画像が光の速さで宇宙を一周して元の恒星の所に戻ってきたなら、その長旅をしてきた恒星の姿と、元の恒星の現在の姿を同時に観測すると、前者は若く後者は年老いているように見える。
長旅に出発する前の姿は双子のようにそっくりだったのに。
ということが言いたいのかな、と思った。
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