学校教育について思うこと
2011-08-18 13:58:08
これは私の小中学生時代を思い返し、昔書いたものです。
なので現在の教育がこの頃からどれくらい変わっているかを知らないので、現在の教育は既に変わっているという場合は大目に見てください。
勉強というものは、生徒にいろいろな問題を与えて、その解決方法を自ら考えさせるのがよいと思います。
まずはどんなに未熟な答えでもいいので、自分なりの解決方法を考えてもらい、答え合わせとして、先人の発見した解決方法を示した方がよいと思います。
現在の教育は、初めに先人の発見した解決方法を示すので、生徒の思考をその解決方法の枠内に押し込めてしまいます(私はそれが嫌だったので、小学一年生以降は授業を聞くのをやめ、教科書も読まずにじっと時計を見ていました)。
数学にしても、社会問題にしても、歴史にしても、どうすればよいか、そのときどうすればよかったのかを考えさせるのが、本来の教育ではないでしょうか。
中学生で習う英語もおかしいです。
人称とか格とか分詞とか、前置詞とか代名詞とか形容詞とか。
日本人が日本語を話すときに、いちいちそんなことを考えて話しませんよね。
英語圏の人も英語を話すときに、いちいちそんなことは考えていませんよね。
日本の現在まで続く英語教育の方法は、明治初期に西洋の大学で教えたギリシア語やラテン語の教授法をそのまま日本に移したものだそうです。
ギリシア語もラテン語も西洋では古典ですよね。
中学生に古典を読み解く文法学を教えてどうするんでしょうか。
しかも他国語の。
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