運について感じること

 2011-12-13 20:56:59

確率は場に作用するものか、その場にたまたま居合わせた個々の存在に作用するものか。

確率は場に作用するものかもしれない。

例えば多人数で、順番に一人ひとりが一枚のコインを投げ上げると、前の人が全てコインの裏を出す度に、次にコインの表が出る確率は上がるのではないか。

確率が個人に働き、常にコインの表のでる確率は2分の1だと期待するのは錯覚ではないか。

もし確率が個々にではなく場に働くとすれば、昔から迷信と思われていた、身代わりの人形に災厄を込めて人の代わりに流したり焼いたりすることには効用があるのかもしれない。

昔からある験を担ぐというのは無意味ではないのかもしれない。

確率は透明な雲のように流れていて、その場にたまたま居合わせたものを包み込み、じっとしているとそれはそこからまた流れて行く。

天水晶の心臓

過去に書いたものでも置いて行こうかと思います。

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