2021年4月20日17時、母が亡くなりました。
母の看取り
早ければ2日、長くても一週間しか保たないと医者から言われたけど、二週間生きてくれた。
4日前までは、いつものお母ちゃんの生活リズム通り、朝の4時に目を覚まし、夜の8時に寝ていた。
4日前までは、起きている時は、目はパッチリ開いて、嬉しい時は嬉し涙を潤ませるか、ニッコリ笑い、悲しい時は涙を流し、優しい時には目がとても優しかったので、意思の疎通には不自由しなかった。
3日前に、お母ちゃんは一日目蓋を閉じたままだったので、起きたら話そうと思って手を握って待っていたら、最後まで目蓋を閉じたままだった。
2日前、目蓋を開けてあげたら、頑張って左の目蓋を薄目だけど、しばらく開けたままでいてくれたので、意識はまだはっきりしいいると分かった。
なので出来ることはないかと思い、足先が干からびて来ていたので、水分を取らせたら、喉に引っ掛けずにうまく飲んでくれた。
今日も水分を取らせていたら、目をパッチリ開いてくれて、お母ちゃんと二人で喜んでいたら、水分が受け付けない身体になっていたのか、吐いてしまい、慌てて訪問看護サービスに電話したら、10分くらいで来てくれた。
去年6月にお母ちゃんが退院するときに買って、今回活用した痰の吸引機で、さすがプロでうまく吐瀉物を吸引して、もう心配いらないと言って帰っていった。
俺はお母ちゃんの側で手を握り、泣いて謝った。
「苦しい思いさせてごめんね」って。
俺はお母ちゃんに、お母ちゃん2日で死ぬと言われたのに、看取り退院の前日、お母ちゃんのパジャマを持って病院に言った帰り、蛍池のトマトのスーパーに寄って、お粥(レトルト)これだけ(7つ)と、通販でうまく飲み込めない人用の料理(レトルト)一箱と、あとうまく飲み込めない人に食べさせる器具と、飲ませる器具買ったよと見せながら伝え、「勝成ってあほやろ。2日で死ぬ言われたのに、こんなの買ってな」と泣きながら言うと、お母ちゃんは今までで最高に優しい目をしてくれた。
その直後、左目から大粒の涙を一粒、その目の下に作り、呼吸が止まっていた。
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