日本の昔の本と中国語

2010-08-22 00:39:09

明治頃の本を読んでいると、普通に『什麼』や『怎麼』という文字をよく見かけます。

『什麼』は中国の簡体字では『什么』と書き、『何?=英語のWhat』という意味の中国語です。

この言葉は日本の禅宗で重要なものでした。

アニメの一休さんでよく聞いた、あの「そもさん」です。

昔の本では普通に什麼と書いて、『そも』(そもさん=什麼生の略)と読ませます。

禅宗で『いかに?』という意味です。

中国語では『シェンマ』と読みます。

また昔の日本の本には、『怎麼』という文字もよく出てきます。

これは簡体字では『怎么』と書き、『どうやって=英語のHow』という意味の中国語です。

これは『怎么に』と書いて、『いかに?』と読ませます。

中国語では『ゼンマ』と読みます。 

天水晶の心臓

過去に書いたものでも置いて行こうかと思います。

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