魚の切り身

考古学者の濱田耕作が昭和12年(1937年)に書いた『異國さかな雜談』の中に、『また近頃は京都あたりでは魚屋は鮪の切身を置いて行き、魚を料理して行くから、女子供等は魚の全形も知らず、其の名も一向覺えない。』とあります。

何年か前、最近の子供はスーパーで売ってる切り身の魚がそのまま泳いでると思ってるとマスコミが言ってましたね。

まあ切り身が泳いでるというのは、子供がウケを狙ったんでしょうけど、切り身の元々の姿なんて、見たことなければわかるはずないですよ。

天水晶の心臓

過去に書いたものでも置いて行こうかと思います。

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